ウキウキ社会人ブログ

かつては就活日記 あるときは卒論日記 そして今は……

キモオタは何してもキモオタにしかならない

髪の毛を染めたいけどお金がない

皆さんは美容室に行ったことがありますか?大抵の人は行ったことがあると思います。

基本的に女性が利用される美容室は、カット+カラーが5000円強から10000円近くとかするのが相場ではないでしょうか。高いですね。技術を買っているので仕方ないことですが、服買ったり化粧品買ったりとただでさえお金がかかるのにめちゃめちゃします。かと言ってケチって過去に1度1000円カットで髪の毛を切ったことがあるのですが、阿佐ヶ谷姉妹になったので2度と行きません。

さて先日まで東京で暮らしていた私ですが、主に池袋でアホほどお金を使っていたため美容室に行くお金がありません。正直、別に今の色でもいいのですが、せっかくなので髪に色が欲しい。今はちょっと就活を意識した黒なので隠キャパワーが3割増しなので、それも払拭したいところです。さて、しかしお金がないと染めることもできません。市販のカラー剤もありますが、黒から明るい色に染めることは結構困難です。また、黒髪とか言ってますが実際は自分で適当に染めたゴミみたいな色の髪の毛なので、もうしばらく自分で髪の毛を染めることはしたくありません。てかそもそもカラー剤を買うお金すらない。

そこで私は、過去に先輩から要らなくなったものを買い取ったヘアチョークを見つけたので、それを使ってみる事にしました。

 

鮮血の洗面所

ヘアチョークを使うにあたって、友人に言われたことを思い出しました。「クッソ色落ちするし別にそんなに色つかないで」しかしとにかくやってみるしかありません。

ググると、私が持っているものと同じ種類のヘアチョークで、ポップティーンのモデルが髪の毛を染めている動画を見つけました。モデルは使い捨てケープを身にまとい、ポリ手袋をはめていました。周りが汚れないように気をつけてね、とのことだったので私は洗面台に新聞紙を敷き(?)、首回りを要らなそうなタオルでガードし、両手にはポリテク袋を装備して挑みました。

ポップトゥエンティの私は、モデルがやっていたの思い出しながら見よう見まねで髪の毛にヘアチョークをこすりつけます。今回は赤のヘアチョークを使用しました。黒髪にどのくらい色がつくかという不安はありましたが、思ったより赤くなってちょっと嬉しくなったのを覚えています。最初は前髪の一部だけを赤くしようと思ったのですが、いっそ全体的に毛先だけ赤くしたらちょっとかっこいいんじゃない?と思い後ろ髪にもヘアチョークを擦りつけ始めました。

さて、ここで一旦ヘアチョークと染髪の違いを確認しておきたいと思います。

普通にカラー剤で髪を染める場合、多分毛一本一本に色を浸透させていくと思います。いやごめん、知らんけど。ヘアチョークの場合は、髪の毛の表面に色をつけているだけです。そのため、簡単に落ちてしまいます。…ということは頭に入っていました。

ヘアチョーク体験談の続きに戻ります。私はどんどんゴワゴワキシキシになっていく髪の毛に怯えながらも、ヘアチョークを塗り続けました。ちょっとは赤くなったかな?と思い、仕上げのスプレーをします。そして、そのまま髪の毛を整えようと手で髪をなでつけます。

全部取れたw

わかっていました。色が落ちやすいことは。

しかし手櫛で髪の毛を弄っていた私の目に飛び込んできたのは、鏡に映る汚い髪色のブスです。

私は悟りました。ブリーチもしてない人間が髪の毛に色をつけようなどとおこがましい考えだったんだと。

ふと手に目をやると、ポリ手袋はまるで手術後のような様相をしていました。

赤く染まった手袋と、せいぜい硬かった日のうんこくらいの色しかしていない私の髪の毛。

なにこれ

 

百均のブラシが髪の毛に負けた

さて、ヘアチョークの影響で恐ろしくゴワゴワになった髪の毛。

どうにかしないといけません。しかし、手で撫でるだけで指先が生まれたての赤ちゃんよりも赤くなる現状、ブラッシングなどすれば一瞬で真っ赤になることは容易に想像できます。そこで私は安価な百均のブラシを犠牲にすることにしました。

意を決して髪にブラシを通します。しかし、進まない。そう、あまりのゴワゴワにブラッシングが不可能な域まで達していたのです。

かつてギャグマンガ日和モーツァルトかなんかが、寝癖が酷すぎてブラシが吹き飛ぶ話がありました。私は全く進まないブラシを見つめながら、増田こうすけ大先生の描いたそのコマをふと頭に浮かべていました。

しかし諦めてはいけません。色がついていない以上、このままではただめちゃくちゃ髪の毛が傷んだ人になってしまうからです。せめてまっすぐにしたい

数分間の格闘の末、見た目はまっすぐになりました。

見た目は。これでただちょっと汚いプリン頭のオタクが出来上がりました。

そして戦ったブラシはどうなったかというと…

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きったねぇ

ちなみに途中あまりにも髪の毛がゴワゴワで何度かブラシの頭部だけ引っこ抜けました。

アホか

 

 

 

 

 

ちなみにヘアチョークしたところは、Snowの色調フィルターでこんな感じになりました。早くみんなの視界が自動で補正される未来が来て欲しいですね。終わりです

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