ウキウキ社会人ブログ

かつては就活日記 あるときは卒論日記 そして今は……

総合職志望に囲まれて

 

総合職が多い説明会に迷い込んできたよ〜^o^ 

私の志望はwebデザイナーです。それかUXデザイナーです。

しかしここ数日、エンジニア・総合職志望向け説明会と、なぜかほぼ総合職しかいない説明会に迷い込んで来ました。まああんまり採用情報見てなかったとか、デザイナーも募集してたのにほとんど総合職しかいなかったとかあるんですが、そういう理由は今置いといて。webデザイナー志望の目線から見た総合職むけの説明ってやつのレポートを書いていこうと思います。先に言いますが100%偏見です。

 

1社目:某ヘルスケアサービス運営企業

なんたらナビで「webデザイン」って検索したら出て来た会社です。大手サービスの名前が載っていて、面白そう!と思って予約しました。あんまり採用情報読んでなくてやらかしたのですが、なんとエンジニアと総合職だけが対象でした!アレー

しかもそのことに朝気付いた私、動揺しすぎてオフィスの会場を間違える失態を犯します。しかもスーツ嫌い人間なので私服で徘徊する姿はむしろ元からビルで働いてる人みたいになってた。私服も、別にオフィスカジュアルとかではないのでまじで目立つ。スーツのおじさんに囲まれる私。会場間違える私。かわいそう…

そんなこんなでたどり着いた会社説明会会場。人事のお姉さんは基本的に優しいので、変な女子大生が迷い込んでも笑顔で案内してくれます。そして会場に遅刻しながら到着した私を出迎えたものは…

スーツ!!!!オフィスカジュアル!!!!!女の子の後ろ姿!!!!!!!!!1

 「会社間違ったかな〜〜〜〜〜〜〜〜???????^^^^;;;;」

…エンジニア・デザイナー向け説明会行った事ありますか。無いですよね、ツイッターのフォロワーさんのほとんどは多分。エンジニア系の男の子ってそういう見た目だったりするんですよ。なんかそうじゃなくても説明会には1人自由な男や女がいるんですよ。私以外に…いねえの。そもそも10人くらい座ってて男の子は1人。しかもスーツ着てるし、他の女の子たちもほとんどがスーツです。服装自由だからね、私服って書いてないからまあね。動揺しながらも席について説明会は続きます。でももしかしてエンジニアすらいないんじゃない?と思い始めます。

人事の方のお話。「みなさん、なんとなく就活してるんじゃないですか?就職活動が就職活動の目的になっているんじゃないですか?」と、精神の話が。「エンジニアの子達はね、割と決まってるんですよ。この中にエンジニア志望いる?手を挙げてー!」

 

男の子(手をあげる)

私(間違ってきたからエンジニアのふりしとこ)(手をあげる)

 

2人!!! 10人いて 2人!!(しかも実質1人!!!!!!!)

 

うそやん…

まあこの会社さんは結構エンジニアのことを大切にしているようで、2つの職種平等に説明を受けました。まあ私デザイナーなんですが。

エンジニアの女性は希少だ、というお話もされました。

まあ、私デザイナーなんですが…

最後はスーツの女の子たちに囲まれながら出ました。ちなみに私の格好はオフィスに迷い込んだ観光客みたいな格好です。浮いてますね〜^

まあここの会社さんは、まじでエンジニアを大事にしてるっぽくて、教育制度とかしっかりしてそうだし、エンジニアの人も「働いてみたい」と思えるような会社さんだったと思います。私デザイナーですけど…

最後の質問タイムでは、「これからの新規事業は?」とか「御社の弱みはなんですか?」とか質問されてました。デザイナーさんも働いてるみたいなんですが、新卒採用はやってないみたいで残念でした。あと、研修期間中スーツ着用義務って言われたのでその時点であーあってなりました。いや多分だいたいどこもそうかな?と思いますが、なんかわざわざそれを言われると萎えるな〜とか思ったり。いえーい私就活なめてます。

あと、どうしても説明会中人のメモ書きってのを覗いちゃうんですが(やめろ)、隣に座ってたリクスーの女の子のメモはいかにも真面目そうでなるほどねって感じでした。ちなみに私のメモは頭悪いを詰め込んだメモなので、他人が読んでも理解できないと思います。真面目な隣の女の子はきっと色々な企業の説明を聞いて、整理してるんでしょう。質問するときは大学名を言うのですが、手を挙げていた女の子たちはみんな関東圏の大学でした。女子大の人もいて、営業を目指すような人ってどんな人なのかちょっとわかった気になりました。むしろこんな早期から東京で就職活動ができるのは関東圏の大学生しかいないのかもしれないですね。まあ1社目は場所間違ったのと職種間違った以外はそんなに面白くなかったですね。

 

2社目:某サイト運営企業

某サイトで説明会を予約した会社です。説明会と言うか一次選考だったんですけど、募集職種には総合職・エンジニア・デザイナーとありました。私は愚直なバカなので、それを鵜呑みにしてポチッと説明会予約ボタンを押しましたとさ。そして迎える当日。会場入りするとほとんどの人がスーツでした。またこのパターンよ。今回は「服装:私服」って書いてて、実際スーツで来た子は「本当に私服で来てみんなスーツのパターンあるじゃん?」って横の人に話してました。私も、まずそのみんなと違ったらどうしようみたいなことを考えはするんですけど、それはそれでどうかなって思ってもいるので、まあ例の迷い込んだ観光客みたいな格好で行きました。実際、私服で来いって言ってるのにスーツ義務みたいな会社はこちらがお断りです。今回はちゃんとデザイナーのつもりで行きました。

会場ではまずグループに分けられ、各チーム自己紹介が始まりました。全員が希望職を言っていくのですが、なぜか私以外全員総合職でした。なんで?

そして始まる役員からの企業の説明。なんだかひたすら精神論とかを話されて、技術の話はあんまり聞けなかったような気がします。もしかして総合職向けだったのかなあと今でも思ってしまうような内容でした。説明が一通り終わると、質問タイムです。まあここでもみんな「新規事業は?」とか「ビジョンは」とか「あなたの成長の糧は?」とか聞くわけですね。どっかのチームの人が横文字をばりくそ使って質問してたのしか覚えてないですが。

後、なんかもしあなたが希望しない事業に配属され、希望してなかった職種に着いたらどうしますか?みたいなことに「辞めます」って書いた記憶しかあんまりないです。隣の綺麗なお姉さんは、長く回答を書いてて、スクリーンに映し出された推奨される回答も「どんな環境でも耐える」みたいなアレで、きつそうだなって思ったのを覚えてます。

後は多分細かく書くとなんの企業かバレる気がして来たのでぼかして行きますが、「エンジニア・デザイナーも」みたいに書いておきながら比較的総合職向けの内容でした。どんな風に成長していくか?も、技術的なことではなく精神の話が多く、なんだろう、なんと言うか例えば、デザイナーだったら将来のビジョンとか聞かれると大体私は「ユーザ中心に考えられるデザイナー」とか適当に言うし、エンジニアだったら「フルスタックエンジニアになります」とか言っちゃうんだと思うんですが、この説明会では「役員にまでなっちゃうくらいすごい頑張れ」みたいな感じのことを言われた記憶があります。説明してくれた人も営業上がりの人で、他の人の数倍努力したとか、売り上げをあげることとか営業の話が多かったような気がします。

やっぱり説明会間違えたのかな?と思ったりもしたんですが、一応アンケートの希望職種欄にはデザイナーの項もありました。の割に、全然エンジニアとかデザインの話しないし、じゃあなんで合同でやるねんて感じでした。まあ総合職に混じってディスカッションするのはちょっと面白かったです。なお後日エンジニアデザイナーのみの説明会もありました。いい加減にしろ

で、気づいたんですがこの時期に選考とか説明会に参加している総合職志望って、結構都内の大学が多いみたいです。そうでなくてもちょっと就職に対して意識が高いっぽいと言うか。まあできて当然だと思うんですが普通に喋れるんですね。あっここど〜します〜?みたいな。一緒のチームのお姉さんはすでに別の会社でインターンしてるって言ってました。なんの職種のインターンなんだろう。総合職のインターンって何するんだろ。

 

色々思ったこと

なんかでも、本当にいわゆる陽キャとかパリピとかみたいな人もいて、そう言う人ってやっぱ営業目指すのかなとか思ったりして。でも本当に就活に対しての臨み方が、私たちと違うんです。私も多分特殊な方だと思いますが、大体デザイナーとかエンジニア志望の人は、私服指定だったら私服で来るし、結構技術とかデザインのことしか考えていないので希望業界とか職種が固まってると感じます。一方で、総合職むけの説明会にいた人は、個性を感じなかったです。いや、誰目線やねんて感じですが本当にそう思う。みんな同じ髪型で、同じような服装してて区別つかないです。出て来る質問も1社目と2社目とも似たような質問で、でもこれって仕方ないのかなとか思ったりして。

総合職と書くとぼかして聞こえますが、多分これって基本的に企画開発か、営業だと思うんです。で、多分なんですが、営業に求められるものって、社交性とか、明るさとか、話術とかなんだろうなと。これは説明会で感じ取ったことです。あとは多分経営について考えられれば企画とかの方に行くのかもしれないし、人事とかもあるしその辺はわからないですけど、きっと同じ説明会にいたあのリクスーの彼女たちは営業になっていくのかな〜とか考えたりして。勝手ながら、大変だな、と思います。

私は別に手に職つけるためにweb村に入村したわけではなく、単純にこう言うことが好きで、そしてデザインが好きになって今それで就活してるわけです。そして、きっと社会にはまちづくりが好きとか、サークル活動が好きとか、遊ぶことが好きな人もたくさんいるわけです。でもそう言う人たちって、いざ就職する時にじゃあどこに行くんだろうみたいに私だったらなっちゃうと思います。例えば私でも、ソシャゲとかの女性向けコンテンツ好きを仕事にしたいと思っても、そのためになれるのは運営会社の営業とかしかないと思います。もしエンジニアだったらゲームを作れる。美術系クリエーターならイラストレーションでお仕事できるかもしれない。でも私はwebデザイナーで、UXデザイナーで、そう言うことしかできないし、あんまりそう言うデザイナーってゲーム会社求めてくれないんです。webデザイナーですらそうなのに、じゃあそれもない人ってどうやってゲーム会社に入るんだろう。とか。やっぱりそうなった時ってもう総合職採用しか門はなくて、だからとりあえずみんなここに集まって来るのかも知れないなって思っちゃったりして。勝手な妄想ですけどね。高校から専門的な道をずっと歩いてきたオタクの戯言です。

 

以下余談

逢坂紘夢に見る夢の追いかけ方

度々このブログに登場する逢坂くん、彼はボーイフレンド(仮)に登場する男の子で将来の夢は小説家です。実際、夢オチではあるのですが彼と結婚した後のストーリーを作中で読むことができます。彼は結婚後、サラリーマンとして会社勤めをしながら小説を書いています。曰くそろそろ小説だけで暮らしていけるようにはなるくらいの稼ぎで、会社勤めはそれまでの支えだったようです。素晴らしいですね。特に就職に関して、やりたい職がなくて困っている皆さん、彼を見習ってはどうですか?彼は、愛する人と愛する小説のために多分就職活動を頑張ってどっかの会社に入ってサラリーマンをしながらそれでも夢のために書き続けてきました。ちょっとストーリーでわかる要素を下に整理しながら紹介します。

  • 休日に会社に呼び出されることがある
  • 働きながら小説を書いていた
  • 身重の妻と暮らしている

まず彼はバリバリ文系で苦手科目は数学でした。なので大学も文系の大学であることが想像されます。そしておそらく性格上編集者などではないでしょう。これは無難な営業や企画職など、つまり総合職で新卒入社してそうですね。余談ですが彼は右目が絶対に隠れていて見えないキャラクターなのですが、文系大学から就職活動していると考えると高確率で前髪を上げられているのではないでしょうか。ギルティですね。絶対嫌がるでしょ。興奮しますね。話が逸れました。というわけで、総合職で就職した彼がどんな人生を歩んでいるかというと。なんと趣味だった小説で生計を立てられる手前まで稼いでいます。そして妻を養っています。彼は妻を愛する男です。妻との愛の物語を小説にしています。そんな彼が、共働きという選択をするわけがないのでおそらく大学卒業後割とすぐに結婚してると仮定します。つまり、彼は妻を養うために総合職で就職しながらも、もともと好きであった執筆活動も大切にして、妻と暮らしながら小説を書いて過ごすという夢を実現しようとしているのですね。さすが逢坂くん。

何が言いたいかというとですね、別に就職することだけが夢を叶える道ではないわけです。私が偉そうに言っても全然どうして響くことが無いと思いますが、実際お仕事とはお金を稼ぐ手段として捉えてもいいはずです。しかし、お金のために就職したいといえば落ちてしまうのが日本社会。きっと逢坂くんもそのことはわかっていたはずです。ではどうするか。欺くのです。面接官を。彼は愛する彼女のためならば、例えその本人相手でも笑顔でさらりと嘘をつく時があります。その力を持ってして面接に望めば簡単。優秀な人材として内定待った無しです。

収拾がつかなくなってきましたが、頑張ってまとめます。

多分、多くの人もいつか結婚したり子供を持ったりするんだと思います。…が、遠い将来のぼやけたビジョンを糧にするのは難しいと思います。

そこでですね、ボーイフレンド(仮)を始めましょう。(今からでも遅くない、ほんとだぞ信じてくれ)

男性にはGF(仮)があります。

そして好みのキャラクターに出会うのです。今日からその人があなたの生きる糧。

その笑顔のために、面接官や周りの就活生に立ち向かうのです。

 

収拾つきませんでした。終わりです。